エッセイ

私はバツイチ、子供はなし。

夫と知り合った、約6年前。

私はバツイチ、子供はなし。

夫もバツイチで、離れたところに高2の息子(国宝級イケメン)がいた。

 

結婚後デニーズで初めて紹介されたとき、到着してすぐに夫は不自然に席をはずし、息子の「ほそ太郎」と私は、会って数秒で2人きりになった。

 

ほそ太郎:「ピー子さんは、どうしてお父さんと結婚したの?」

 

ほほう、なかなか深い質問をしてくる小僧だ。

「いい目をしているな」

 

高2とは思えぬ落ち着きと第一声に、母と支え合い強く生きてきた彼の生き様を垣間見たような気がした。

 

ピー子:「お父さんとなら、一生、笑って暮らせそうだと思ったから」

ピー子:「ほそ太郎は、お父さんのどんなところが好きなん?」

ほそ太郎:「おもしろいところ」

 

夫への共通認識は、笑いだった。

 

先日、スピリチュアルカウンセラー「まいらにさん」のスピリチュアルセミナーに参加した。

「まいらにさん」のセッション記事はこちら

スピリチュアル
信じられない天然エピソード6選。先日、スピリチュアルカウンセラー「まいらにさん」の「スピリチュアルセッション」というものを受けた。 夫が偶然ポッドキャストで、MC...

 

その日のセミナーのテーマは「笑い」だった。

 

笑わせようという行為が、自分や誰かの人生を助けることになるとわかった。

話を聞き、ワークを通して笑いのエネルギーの偉大さを実感した。

そして、「笑い」で部屋の温度が、5度ほど上昇するのを感じた。

 

「今月ピンチやねん」という方、光熱費節約のためにとにかく笑っていればよい。

大爆笑をとれば、笑いの熱で目玉焼きが焼けるかもしれない。

どや顔で言い放った渾身のギャグがだだ滑ったというお友達は、目玉焼きをあきらめてTKGを食べよう。

 

このセミナーを受講して、「この人となら一生、笑って暮らせそう」と直感で結婚を決めた自らの判断の正しさを確信した。

 

毎日、笑って暮らしているが、私の突拍子もない発言やドジをツッコまれ血祭りに上げられることも少なくはない。

 

朝から血祭り

 

朝、夫がユニクロのヒートテックを着ようとしていた。

ピー子:「それって極寒(ごっかん)?」

夫:「……」

ピー子:「あっ、ごめん!主語がないか」

ピー子:「そのヒートテック厚手だけど、極寒(ごっかん)?」

夫:「そこじゃねーわ!極暖(ごくだん)だから」

夫:「今日は寒いから、極寒(ごっかん)着よ~って。風邪引くわっ!」

ノリツッコミを駆使したあげく、Twitterで公開処刑が執行された。

 

昼の血祭り

 

ピー子:「ねぇ、ヤンバルクイナってなに?」

夫:「飛べない鳥だよ」

ピー子:「えっ!とくだいの鳥?」

夫:「大きさのこと言ってねーわ!」

ピー子:「滑舌わるいって!声、かっさかさで聞き取りづらいし」

夫:「おまえの耳の滑舌、おかしいんじゃね?」

「耳の滑舌」という訳のわからない造語で、ツッコまれたあげくTwitterで公開処刑執行。

 

夜も血祭り

 

ピー子:「今日は節分だ。エア豆まきをしてやろう」

夫:「よし!いったれ、ピー子!」

ピー子:「鬼は外~!」

夫:「鬼は外~!」

ピー子:「ふくわ~~じゅつ!」

夫:「あれ……?福が……?遅れて……?聞こえるよ」

ピー子:「いっ……いっこく堂」

夫:「福は内だろがい!」

巧みな腹話術で、ツッコまれたあげくTwitterで公開処刑執行。

 

ある日、そんなお手厳しい夫が、元同僚のトントンとの会話で終始大爆笑して電話を終えた。

 

ピー子:「ねぇ、トントンってそんなにおもしろいん?」

夫:「なんで?」

ピー子:「メッチャ爆笑してたやん」

夫:「そんなにおもしろくないよ。盛り上げてるだけ」

 

「まいらにさん」のスピリチュアルセミナーで、人は心が弱いとちょっとしたマイナスを大きなマイナスととらえ落ち込んでしまう。

そして、「笑い」で大きなマイナスを0に戻すことができると学んだ。

 

しかし、愛想笑いは魂にとって非常によくないものだという。

 

オイ、夫よ!

その愛想笑いを、即刻やめい!

おもしろくない貴君の元同僚、トントンもろともTwitterで公開処刑してやろうか?